『山ぶどう』とともに

「山ぶどうでワインをつくろう。」 すべてはこの一言で始まりました。 1979年、当時の高橋吟太郎町長が、山ぶどうを使ったワインを町の新しい産業にして、地域の活性化に結び付けられないかと考えたことが、すべての始まりでした。 それまで町民はワインづくりはおろか、ワインも飲んだことのない人ばかり。
町では、ぶどう造り・ワイン造りを学ばせるために職員を東京に派遣。葛巻産山ぶどうを試験醸造をしながら、ワインの普及につとめるなど、さまざまな努力と苦闘を伴いながら、会社創業が始まりました。
ワイナリーの開設後も様々な試行錯誤が続きました。ワインの品質を向上させるための努力やくずまきワインを多くの人に知ってもらうまでたくさんの苦労がありました。

それらの困難をひとつひとつ乗り越えて今日のくずまきワインがあります。 会社設立からおよそ四半世紀、くずまきワインは町とともに、そして多くの方の支えにより今日まで歩んできたのです。